以下の通り,富山大学ヘルン研究会・富山大学人文学部・富山大学附属図書館共催で国際シンポジウムが開催されます。 開催日時:2018年2月9日(金)13:00~17:30 開催場所:富山大学人文学部3階第6講義室 内容: フランス文学者であると同時に比較文学者でもある大阪大学名誉教授柏木隆雄先生の基調講演「メリメを読む漱石─幻想の語り方をめぐって─」のほか、小説家であり評論家でもある日本文学研究者ダミアン・フラナガン氏の発表「小泉八雲の『心』から夏目漱石の『心』へ」、立命館大学嘱託講師のマリー・ノエル ボーヴィウー氏の発表「文学のジャンルとしての近代断片から芥川の随筆を読み直す試み:侏儒の言葉の例」、そして富山大学教授中島淑恵の発表「流血の惨事―「幽霊滝の伝説」と「耳なし芳一」から―」と、英仏日の研究者が集ってそれぞれの文学を横断する試みです。講演、発表はすべて日本語で行われます。入場無料。文学にご関心のある皆様、どうぞ多数お出かけください。 13:00~14:00 基調講演 メリメを読む漱石 ─幻想の語り方をめぐって─ 柏木隆雄(大阪大学名誉教授) 14:10~15:10 研究発表Ⅰ 小泉八雲の『心』から夏目漱石の『心』へ ダミアン・フラナガン(小説家、評論家) 15:20~15:50 研究発表Ⅱ 文学のジャンルとしての近代断片から芥川の随筆を読み直す 試み:侏儒の言葉の例 マリー・ノエル ボーヴィウー(立命館大学嘱託講師) 16:10~16:40 研究発表Ⅲ 流血の惨事―「幽霊滝の伝説」と「耳なし芳一」から― 中島淑恵(富山大学教授)