国立国会図書館デジタル化資料送信サービスはじめました(2014/09/09~)
国立国会図書館デジタル化資料131万点が中央図書館内で利用できるようになりました
1 サービスの概要について
今回開始する「デジタル化資料送信サービス」(送信サービス)は、国立国会図書館でデジタル化した図書や雑誌のうち、絶版などで現在手に入らないものについて、富山大学中央図書館が国立国会図書館の承認を受けて館内でこれらの資料を見られるようにしたものです。
2 見ることができる図書・雑誌など
国立国会図書館がデジタル化した資料(表1)のうち、送信サービス参加図書館で見られるものは、表の「送信サービスの対象」の部分(太枠部分)で、図書・古典籍・雑誌・博士論文の4種類で約131万点(平成26年1月時点)です。
お探しの図書や雑誌などが送信サービスの対象となっているかどうかは、国立国会図書館のウェブサイト内の「国立国会図書館デジタルコレクション」(http://dl.ndl.go.jp/)で検索して確認することができます。この確認は、ご自宅のパソコンやスマートフォンからでもできます。
なお、インターネット公開のものは、ご自宅などから「国立国会図書館デジタルコレクション」にアクセスして本文画像を見ることができます。
公開範囲
種類
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インターネット公開
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送信サービスの対象
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国立国会図書館限定
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合計
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概要
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図書
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34万点
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50万点
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6万点
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90万点
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昭和43年頃までに国立国会図書館が受け入れたもの
※現在も流通しているものや、漫画・絵本は国立国会図書館限定
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古典籍
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7万点
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2万点
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―
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9万点
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貴重書、江戸期・清代以前の和漢書など
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雑誌
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0.5万点
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67万点
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39万点
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106万点
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平成12年までに発行されたもの
※商業出版社によるものは国立国会図書館限定
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博士論文
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1.5万点
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12万点
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1万点
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14万点
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平成3~12年度に国立国会図書館が受け入れたもの
※商業出版されているものは国立国会図書館限定
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その他
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4万点
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―
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5万点
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9万点
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官報、憲政資料など
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合計
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47万点
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131万点
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50万点
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228万点
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表1 国立国会図書館が提供するデジタル化資料の概数(平成26年1月現在)
(※概数のため、合計が合わない箇所があります。)
3 利用方法
① 利用にあたって
有効な当館の利用証または学生証をお持ちの方ならば、どなたでも利用できます。
② 利用できるパソコン
・ 送信サービスを利用できるパソコンは、カウンターにご用意するパソコン1台のみです。図書館内の指定のパソコン以外のパソコン(研究室など)では利用できません。
・ 利用にあたっては、最初に図書館職員によるログイン操作が必要です。ログインは図書館職員しかできませんので、まずカウンターに利用証または学生証を提示して、利用を申し込んでください。
③ 検索
「国立国会図書館デジタルコレクション」の画面で、お探しの図書や雑誌のタイトルや著者名などを入力して検索してください。
④ 閲覧
デジタル画像を、パソコンのモニターでご覧いただきます。なお、画像は図書や雑誌を写真に撮ったものですので、本文の文字の検索はできません。
⑤ 印刷(複写)
利用者向けの画面では、印刷ができない設定となっています。印刷を行えるのは図書館職員のみですので、印刷をご希望の方は、カウンターの職員にご相談ください。(学外者の方はご利用いただけません。)
⑥ 利用の終了
利用が終わったら、カウンターの職員までご連絡ください。
4 デジタル画像についての注意事項
デジタル画像データのダウンロードや保存はできません。USBメモリなどにコピーして持ち帰ることなどはできません。
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5 その他
詳しくは,
・中央図書館の利用案内のページ
・国立国会図書館のWebサイト(図書館向けデジタル化資料送信サービスについて)
をご覧ください。