「朝鮮開化期大衆小説原本コレクション」の画像データ52冊を追加公開!

「朝鮮開化期大衆小説原本コレクション」の画像データ52冊を追加公開!


富山大学附属図書館(中央図書館)が保有する特殊コレクションのひとつである「朝鮮開化期小説原本コレクション」(※)は、20世紀初頭の朝鮮において出版された大衆娯楽小説の原本264冊からなるコレクションであり、本国にも残っていない貴重な原本を含んでいます。

本コレクションのうち、34冊分の画像データはすでに富山大学学術情報リポジトリToRepoにて公開中です。
今回、52冊を追加公開したのでお知らせします。

    ・追加画像化データ一覧(2015.3実施分)
    ・ToRepo公開ページ「朝鮮開化期大衆小説原本コレクション」


※  朝鮮半島において20世紀初頭から多量に出版された廉価本のコレクション、総264冊。出版年は1907年から1978年にわたる。極彩色の絵が入った表紙が特徴的で、朝鮮語ではタクチ本と呼ばれる。新たに創作された小説、古典小説のリライト、国外の小説の翻案・翻訳小説など小説類が最も多い。他に笑話集、漢文や日本語の学習書、宗教書、各種の教養書など、多様なジャンルが含まれている。

 ↓もっと詳しいことを知りたい方はこちらをどうぞ。
和田とも美(本学人文学部 准教授)「<朝鮮開化期大衆小説原本コレクション>について」,書香:富山大学附属図書館報,37,2001.3.27,pp.3-4