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2012年8月23日木曜日

ヘルン文庫から発見された明治三陸沖地震の資料について

 昨年、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の研究者である中川智視氏(明治大学兼任講師)が、富山大学附属図書館の「ヘルン文庫」での調査の過程で、明治三陸地震に関する英文リーフレット"The Great Disaster in Japan, 15th June, 1896"(『日本での大災害 1896年6月15日』)を発見し、話題になりました。
 ハーンは明治三陸地震後の同年冬、防災民話として有名な『稲むらの火』の原作となる作品"A Living God"(『生き神』)を発表しています。ハーンは1894年には評論『地震と国民性』を執筆するなど、日本の地震災害に関する複数の文章を残していることから、この資料はハーンの防災研究者としての側面に新たな光を当てることとなりました。
 中川氏は、この資料の翻訳を行ってきましたが、その一部が富山八雲会発行の機関誌『へるん倶楽部』第10号(2012.6)に掲載されています。
 このたび、中川氏の許諾が得られたことから、『へるん倶楽部』掲載の同翻訳の本文をデジタル化し、富山大学学術情報リポジトリToRepoに登載し、公開いたしました。
 記事は、当時横浜で発行され、ハーンをはじめ日本に関心のある外国人にとって大切な情報源の一つだった『ジャパン・ガゼット』紙の記者が、明治三陸地震の津波被災地を巡り、生存者の証言や、外国人記者から見た被災の状況などをまとめたものです。東日本大震災を経験した現代の日本にも貴重な情報と示唆をもたらす内容となっております。この機会にご一読いただければ幸いです。
 次をクリックしてご覧ください。

2012年8月7日火曜日

日本海事センター海事図書館との協力・連携を開始

富山大学附属図書館は、平成24年8月1日付で公益財団法人日本海事センター海事図書館との間に「資料の相互貸借等に関する覚書」を締結し、同図書館との協力・連携を開始しました。

日本海事センターは、海事関係の各種調査研究・政策提言、海事関係公益事業の支援等を行う機関であり、同センターが運営する海事図書館は、海事に関する国内外の図書・雑誌を収集・整備するアジア随一の専門図書館です。一方で、富山県は日本海側海運の有数の拠点港である伏木富山港を擁しており、富山大学は日本海や環日本海地域に関する研究の拠点でもあることから、資料の相互利用を始めとする今後の協力・連携の強化を視野に入れて、本覚書の締結に至ったものです。

富山大学に所属する教職員・学生は、海事図書館の図書資料(雑誌、視聴覚資料、禁帯出資料等を除く)を取り寄せてご利用いただけます。どうぞご活用ください。

2012年8月3日金曜日

8月6日(月)富山大学オープンキャンパスについて

≪富山大学オープンキャンパス2012は終了しました。≫

8月6日(月)、富山大学オープンキャンパス(五福キャンパス)では、附属図書館(中央図書館)を終日開放します。当日は、「ヘルン文庫」(小泉八雲の蔵書)を特別公開します。高校生のみなさんだけでなく、保護者のみなさん、一般の方々も、大学図書館とはどのようなところかぜひご見学ください。

また、高校生・受験生向けの中央図書館利用案内チラシをご用意しています。(当日配布される予定です。)
こちらからダウンロードもできます。どうぞご覧ください。
 →中央図書館利用案内チラシ(高校生・受験生用)pdfファイル

2012年8月2日木曜日

8月6日(月)、ヘルン文庫を特別公開します。

≪終了しました≫

8月6日(月)は、五福キャンパスにおいて富山大学オープンキャンパス2012が開催されますが、この日は終日(9:00~17:00)、中央図書館のヘルン文庫を特別公開します。

ヘルン文庫はラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn, 1850~1904 :日本に帰化して小泉八雲と称した。)の旧蔵書で、洋書2,069冊、和漢書364冊及び「日本:一つの解明」(「神國日本」)の手書き原稿上下2冊1,200枚からなるコレクションです。

富山大学の貴重なお宝をこの機会にご覧になりませんか?
ヘルン文庫について知りたい方はヘルン文庫ホームページをご覧ください。