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2012年12月20日木曜日

【終了】「選書ツアー」図書の展示替えをしました。

選書ツアー図書の展示第2弾として、2回目の選書ツアーで選ばれた図書の展示を始めました。
前回とはまた違ったラインナップになっていますので、是非一度足を止めてみてください。もちろん、貸出も可能です。
なお、現在長期貸出中なので、いつもより長く借りることができますよ!

第2弾の図書一覧は、こちらをご覧ください。 【選書ツアー図書一覧(11月14日分)】


今回は、DVDも入っています。

第1弾の図書は一旦こちらの
小さな台車に乗せています。



 

2012年12月18日火曜日

JSTOR Arts and Science Ⅵ,Ⅶ,Ⅷ が利用できるようになりました

 人文科学、社会科学を中心とする代表的な学術雑誌のバックナンバーを集積した電子ジャーナルJSTORの 「JSTOR Arts and Science Ⅰ」 、 「JSTOR Arts and Science Ⅱ」 に加えて、このたび新たに 「JSTOR Arts and Science Ⅵ」 「JSTOR Arts and Science Ⅶ」  「JSTOR Arts and Science Ⅷ」 も利用できるようになりました。ぜひご利用ください。

2012年12月13日木曜日

明治三陸地震に関する英文リーフレット"The Great Disaster in Japan, 15th June, 1896" (ヘルン文庫所蔵)をデジタル化公開

2012年8月23日付の当ブログでも紹介しましたが、昨年、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の研究者である中川智視氏が、富山大学所蔵のヘルン文庫から明治三陸地震に関する英文リーフレット"The Great Disaster in Japan, 15th June, 1896"(『日本での大災害 1896年6月15日』)を発見しました。
ハーンには防災民話として有名な『稲むらの火』の原作となる"A Living God"(『生き神』)の著作があり、また、日本の地震災害に関する文章も残していることから、この発見はハーンの日本の災害への強い関心を示すものとして注目を浴びています。

富山大学附属図書館では今回、英文リーフレット"The Great Disaster in Japan, 15th June, 1896"の本文をデジタル化し、富山大学学術情報リポジトリToRepoから公開しました。
この英文リーフレットは、当時横浜で発行され、ハーンをはじめ日本に関心のある外国人にとって重要な情報源であった"Japan Gazette"に掲載された記事をリーフレット形式にまとめています(奥付が欠落しているため、出版の詳細な経緯については不明)。内容は”Japan Gazette"紙の記者が、明治三陸地震の津波被災地をめぐり、生存者の証言や、外国人記者から見た被災の状況をまとめたものとなっています。
中川智視氏による抄訳が富山大学学術情報リポジトリToRepoに掲載されておりますが、全文を参照されたい方は今回デジタル化した原資料をご覧ください。

なお、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は評論『地震と国民性』において、「日本が短期間に西洋の提供したすべてのものを受け入れ、利用できたのは、社会の非常に変わりやすい性質によってである。[その性質を利用することで]日本は、定期的に国土を荒廃させる恐ろしい突然の災害から、より効果的に自己を守る手段をやがて見出すだろう。」とも書いています。ハーンは日本を定期的に襲う災害と、それが日本人に与えた影響を深く考察しています。
東日本大震災を経験した現代の日本人が、ヘルン文庫から現代日本にも貴重な示唆を与える情報や思想を発見し、活用いただくことを期待し、今回のデジタル化公開を行うものです。

2012年12月11日火曜日

【終了】「選書ツアー」で選ばれた図書、貸出開始!

11月に2回開催した「選書ツアー」で選ばれた図書の貸出を開始します。

折角の機会なので、多くの方の目に留まるようにと、図書館の入館ゲート左手にある展示スペースで展示中です。
選ばれた本を一挙にお披露目!といきたかったのですが、200冊以上の図書を置けるスペースではないため断念。
そこで、第一弾として、1回目の選書ツアーで選出された本を並べています。しかし、1回目に選ばれた本でも100冊以上。実は、この量を置くことができる棚が無く・・・。苦肉の策で、一部を小さな台車に乗せて展示しています。お越しの際は、こちらの台車もご覧ください。

また、全部ではないのですが、選んだ学生さんによる本の紹介カードが付いています。是非選ぶ際の参考にしてくださいね。

今回の展示図書一覧は、こちらをご覧ください。 【選書ツアー図書一覧(11月7日分)】


既に何冊か貸出されているようです。ちらほら棚に空きが・・・。

本の上部に白いカードが見えますが、これが紹介カードです。



2012年12月7日金曜日

富山大学附属図書館で発見されたハーン(小泉八雲)熊本時代の『講義ノート』

富山大学附属図書館で発見されたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の熊本時代の『講義ノート』出版の準備が、現在、本学客員研究員のマリ・クリスティーヌ氏らによって進められています。今回はこの間の経緯を紹介したいと思います。

2012年4月の『北日本新聞』や『熊本日日新聞』でも紹介されていますが、本年(2012年)、富山大学附属図書館に寄贈された資料の中からラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の熊本第五高等中学校時代の授業の講義録が発見されました。ハーンは『怪談』などの著作のある文学者として知られていますが、同時に優れた英語教師でもありました。英語教師として各地に赴いたハーンを知る上で、熊本での授業に関する史料がこれまで唯一見つかっていなかったのですが、この発見は熊本時代の欠落を埋める第一級の史料として研究者の注目を集めているところです。

この資料はハーン関係の著作の出版もあり、ハーンの蔵書(後のヘルン文庫)の東京から富山への移送に当たっても多大な尽力のあった北星堂書店の遺品の中から偶然にも発見されたものです。当時熊本五高生であった友枝高彦(1876-1957、後の東京文理科大学教授)が筆記したハーンの英語授業のノートを、友枝がヘルン文庫に来訪したことをきっかけに富山高校教授の高田力が写し、それを北星堂の中土義敬が将来の出版を意図して筆写しておいたという経緯をたどるもので、まさに奇跡的な偶然によって残された資料といえるでしょう。

この資料には、ハーンが日本人に英語を教えるに当たっての深い工夫の跡が残されているそうです。当時の英語の授業は、あらかじめ西洋のものをテキストとして定め、その内容に解説を加えるといった授業が多かったといいますが、ハーンの授業では英語そのものの用法や語源に焦点を当てるとともに、それを日本人学生の側に引き寄せ、熊本や九州に関する「阿蘇」「水前寺」「白川」「大宰府」「筑後川」「霧島」といった素材を授業に取り上げているとのことです。

なお、この資料はマリ・クリスティーヌ氏が翻訳し、出版される予定です。ハーン研究者のほか、内外で英語教育に携わる人の関心も広く呼ぶ資料になるものと思われます。また、12月15日(土)には、富山大学において講演とシンポジウム「小泉八雲の新しい地平 : 最近のラフカディオ・ハーン研究をめぐって」が開催されますので、ぜひご参加ください。

参考文献

1. 「ハーンの講義録発見 富山八雲会・千田さん」 『北日本新聞』 2012年4月10日火曜日
2. 「ハーン五高時代の講義録 富山大図書館で発見」 『熊本日日新聞』 2012年4月27日金曜日
3.
平川祐弘「ハーンの「五高」講義録 熊本時代の「空白」埋める資料」 『熊本日日新聞』 2012年5月5日土曜日
4. 平成24年度 ラフカディオハーン(小泉八雲)顕彰記念事業 講演と鼎談 ハーンの五高時代の『講義ノート』の新発見 : 経緯と内容紹介. 熊本, 熊本八雲会, 2012.11, 46p.

2012年12月4日火曜日

【終了】(学生のみなさんへ)冬季休業にともなう長期貸出のお知らせ

中央図書館・工学専門図書室では、富山大学冬季休業にともなう長期貸出を行います!
学生のみなさんは、通常の貸出期間より長くなります。


長期貸出実施期間(一般図書のみ)

学部学生 : 2012年12月7日(金) - 12月27日(木)
研究生 : 2012年12月7日(金) - 12月27日(木)
大学院生 : 2012年12月7日(金) - 12月16日(日)
          ↓
返却期限→2013年1月15日(火) *延長不可*

*長期貸出実施期間より前に貸出した図書は、返却期限内に更新処理をしましょう。
*教職員・学外の方は通常の貸出です。
*視聴覚資料は対象外です。
      返却期限は守りましょう!


2012年11月20日火曜日

【終了】データベースSocINDEX with Full Text のトライアルを行っています! (平成25年2月18日まで)

 EBSCOのデータベース SocINDEX with Full Text は 社会学系全般を網羅するデータベースです。4,800誌以上の社会学関連雑誌に収録されている論文記事のインデックス・抄録情報が収録されており、そのうち900誌以上の情報の全文も提供されています。この機会に是非ご利用ください。

 ・期間:平成24年11月19日 ~ 平成25年2月18日
 ・リンク先: http://search.ebscohost.com/login.aspx?profile=economics
 ・SocINDEX with Full Text について
 ・富山大学の教職員・学生の方で学外からのアクセスをご希望の場合は、
  zasshi(at)adm.u-toyama.ac.jp までメールでご連絡ください。
  (at)を@に置き換えてください。    

2012年11月15日木曜日

「選書ツアー」開催報告

平成24年11月7日と14日に、紀伊國屋書店・富山店で中央図書館発プラス初の「選書ツアー」を開催しました!
選書ツアーとは、「図書館に置く本を、学生目線で選んでもらおう」という企画です。実際に本を手に取って選んでもらいたいとの思いで、書店に足を運んで選びました。
ちなみに、今回の参加者は、2日間で13名、学部も学年も様々な学生さんが集まってくれました。 

さて、当日の模様をご報告です。
 
まず、何でも選んでよい、という訳には
いきませんので、図書館職員から選書対象外になる本の種類(漫画本や雑誌)等を聞き、終わったら店内を自由に見て回ります。

 

上から下にずらりと並ぶ本の数々



皆さん初めての経験のようで、中々選出に苦労しているようです。
    
じっくり中身を見ながら選んだり・・・ 
 
ちょっと腰を据えて選んだり・・・・
  

そして、これぞ!という本があれば手に持っている機械で
←のように本の後ろについているバーコードを読み取ります。


じっくり時間をかけて選出された本は2日間合計でドドント、200冊以上!!
現在12月初旬の貸出開始を目指して鋭意作業中です。

今回は残念ながら参加できなかった方、来年も開催予定ですので、是非ご参加ください。

最後に、今回参加してくれた皆さん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。

2012年11月8日木曜日

中央図書館講習会12/5(水)「レポート・論文の書き方」、11/28(水)・12/5(水)・12/12(水)「文献の探し方・入手方法」を開催します。≪開催時間一部変更、ご注意ください!≫

≪本講習会は終了しました≫

≪事情により、12月5日(水)の「レポート・論文の書き方」と「文献の探し方・入手方法」の開催時間が変更になりました。「レポート・論文の書き方」は15:00から、「文献の探し方・入手方法」が13:00からとなります。すでに参加を申し込まれている方はご注意願います!≫

学生のみなさん、レポートの課題で困っていませんか?図書館で、書き方や資料の探し方を学びましょう!2種の講習会のうち、どちらか1つでも両方でも受講することができます。
申込みは直前までOKです。申込者優先ですが、飛び入りでの参加もできます。
【申し込みは中央図書館カウンターまたは、chuolib(at)adm.u-toyama.ac.jp (at)を@に置きかえてください) 076-445-6898まで】

     ◆レポート・論文の書き方

レポートの基本を学んで、後期の課題にそなえましょう!とってもおすすめです。
 <日時> 12月5日(水) 15:00-16:00 ← 時間変更!
 <場所> 中央図書館 2階 プレゼンテーションゾーン(定員約30名)
 <講師> 池田真治先生(人文学部)
 <内容予定>
 ・なぜレポートを書かないといけないのか?
 ・落ちたレポートたち:何をしちゃダメなのか?
 ・合格するレポートとは?
 ・論文の構成
 ・論証の仕方
 ・読み手に「伝わる」文章を書く

     文献の探し方・入手方法

必要な資料を探して、かつ確実に入手する方法を説明します。データベースってあまり得意じゃない・・・という人にもおすすめです。
 <日時> 3回とも同じ内容です
   ①11月28日(水) 13:00-14:00
   ②12月5日(水) 13:00-14:00 ← 時間変更!
   ③12月12日(水) 13:00-14:00
 <場所> 中央図書館6階マルチメディア研修室(定員30名)
 <講師> 図書館職員
 <内容>身につくこと
 ・参考文献の読み方が理解できる
 ・CiNii Articlesを使うことができる
 ・OPACや電子ジャーナルを使い資料を手に入れることができる
 ・富山大学にない資料を入手する方法がわかる




12/15(土)、講演とシンポジウム「小泉八雲の新しい地平 : 最近のラフカディオ・ハーン研究をめぐって」が開催されます!

≪このイベントは終了しました≫

12月15日(土)、富山大学人文学部主催による講演とシンポジウム「小泉八雲の新しい地平 : 最近のラフカディオ・ハーン研究をめぐって」が開催されます。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)研究における第一人者、平川祐弘氏による講演及び一線で活躍中の大貫徹、遠田勝、西成彦、藤原まみの各氏の参加によるシンポジウムが行われます。近年の学術的な八雲研究の一端をご紹介するとともに、富山大学附属図書館蔵の「ヘルン文庫」を活用した、富山大学をはじめとする幅広い層の研究や様々な活動の促進、活発化を促すことを目指した意欲的なイベントです。当日は、附属図書館(中央図書館)「ヘルン文庫」の見学も可能ですので、小泉八雲に関心を持つ全国の皆様、この機会にぜひご参加ください。

日時:2012年12月15日(土) 10:30~16:30(開場 10:00)
場所:富山大学人文学部第6講義室(富山大学五福キャンパス人文学部棟)
定員:150名(先着順)

入場無料(どなたでも参加いただけます。事前申し込みは不要です。)

※懇親会は有料、事前申し込みが必要です。
※会場向かいの第5講義室が控室となります。休憩、お食事等にご利用いただけます。

チラシ [PDFファイル]

■基調講演■ 10:40~12:00
 平川 祐弘(東京大学名誉教授)

■シンポジウム■ 14:00~16:30
【パネリスト】
  大貫 徹(名古屋工業大学大学院教授)
  遠田 勝(神戸大学院教授)
  西 成彦(立命館大学大学院教授)
  藤原 まみ(九州栄養福祉大学講師)
【コーディネーター】

  村井 文夫(富山大学教授)

■ヘルン文庫見学■
 附属図書館「ヘルン文庫」の見学が可能です(13:00~14:00)。当日お申し出ください。

■懇親会■
 当日「あざみ」(富山大学五福キャンパス内)にて懇親会を行います(12:00~14:00)。参加希望の方は12月2日までに下記にお申し込みください。当日受付にて参加費と引き換えで懇親会参加券(お弁当付き)をお渡しします。
 定  員  60名(申し込み先着順)
 参加費  2000円(お弁当・お茶菓子付き)
 申し込み先 村井研究室  E-mail: murai(at)hmt.u-toyama.ac.jp((at)を@に置き換えてください)

(問い合わせ先)
 富山大学人文学部 FAX 076-445-6141
  村井研究室 E-mail: murai(at)hmt.u-toyama.ac.jp ((at)を@に置き換えてください)

★詳細はチラシ(PDFファイル)をご覧ください。★



 
 

2012年11月6日火曜日

史料に見る富山の災害史 ―「川合文書」に見られた安政五年飛越地震と常願寺川大洪水

東日本大震災の発生以来、災害からの復興が日本と日本社会の最大の課題となるとともに、震災に関する記録や教訓を後世へ伝えるためのアーカイブ形成の必要性が説かれ、いくつかのプロジェクトが実際に進行しています。また、有史以来繰り返し日本列島を見舞ってきた災害の歴史の見直しの必要性の声も高まってきています。

一方、富山大学が位置する富山県は、他地域と比較して地震が少なく、台風に襲われることもほとんどないことから、安全な土地との評判があり、地元住民の防災意識も低いといわれています。しかし意外なことに富山県の歴史は災害との戦いの歴史であり、まさに災害との戦いが現在の富山県を形成してきたともいえるのです。

その全ての発端ともいえる事件が安政5226日(185849日)に起きた飛越地震とそれに起因する常願寺川(富山県富山市および中新川郡立山町を流れ富山湾に注ぐ河川)の大洪水(安政大泥水)でした。大洪水は2回にわたって襲来し、上流部にせき止められていた土砂が一気に流れ出すことにより、富山平野は泥の海と化したとの記録が残されています。

これを契機に、常願寺川はすっかり暴れ川に変わり、豪雨のたびに水害や土砂災害を頻発するようになりました。ところが、明治の一時期において越中を併合していた石川県は、越中の水害復旧を放置するなど越中軽視の姿勢があったため、分県運動が起こり、全越中が分離独立する形で富山県が成立したのです。その後、富山県においては今に至るまで治水砂防対策が継続され、現在の安全・安心な富山県が維持されています。

今回、紹介する資料は、富山大学附属図書館が所蔵する川合文書の中に保管されていた「立山~岩瀬・水橋の神通川筋・常願寺川筋絵図(安政4年(1857年)の大地震による変地絵図1枚含む3枚綴)」(地震の発生は安政5年ですが、資料中には「安政四年」とあり、誤記と思われます)です。飛越地震に伴う安政大泥水の状況を示す3枚の絵図からなり、大洪水の原因となった溜り水と洪水の被害の範囲を知ることのできる資料となっています。最近、ある地球物理学者からの閲覧依頼があったことからデジタル化公開を行うとともに、背景説明と合わせて紹介させていただくことといたしました。

資料は富山大学学術情報リポジトリToRepoに登載しております。以下からご覧ください。

なお、飛越地震に関連する資料は、富山県及びその近隣の図書館、公文書館、博物館、資料館などの施設に保存され、公開されており、立山カルデラ砂防博物館では、主として常願寺川流域の災害絵図・絵の複製に加え、古文書のデジタルデータ化に取り組み、資料のさらなる共有化を進めているとのことですので、関心のある方は合わせて探求の対象としていただけるとよろしいのではないかと思います。

 参考文献
  • 北原糸子・松浦律子・木村玲欧編『日本歴史災害事典』(吉川弘文館, 2012
  • 富山市史編さん委員会編『富山市史』通史(上巻)(富山市, 1987
  • 中央防災会議災害教訓の継承に関する専門委員会「1858飛越地震」(『災害教訓の継承に関する専門調査会報告書』平成203月)<http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/kyoukun/rep/1858-hietsuJISHIN/index.html>

2012年10月31日水曜日

『富山大学附属図書館所蔵ヘルン(小泉八雲)(ラフカディオ・ハーン)文庫目録 : 改訂版(稿)』をデジタル化公開

小泉八雲の全蔵書から構成されるヘルン文庫は、富山大学附属図書館が所蔵する極めて貴重なコレクションですが、残念ながら検索可能な目録データベースが存在していません。

今回、それを補う意味で1999年に発行された『富山大学附属図書館所蔵ヘルン(小泉八雲)(ラフカディオ・ハーン)文庫目録 : 改訂版(稿)』をデジタル化し、富山大学学術情報リポジトリToRepoから公開しましたので、お知らせします。

ヘルン文庫の冊子体目録としては、1927年に発行された"Catalogue of the Lafcadio Hearn Library in the Toyama High School"があり、すでに学術情報リポジトリToRepoに登載されていますが、今回新たにデジタル化した改訂版の冊子体目録は、初版の目録を参考に、書誌記述の標準化・詳細化を行うとともに、分類目録や著者・編者・被伝者・索引を作成し、初版と比較して活用しやすい内容に大幅にバージョンアップされております。テキストデータが存在しなかったため、デジタル化は画像データによるものとなっていますが、OCR化することで、完全ではありませんが文字列検索も可能となっております。

ぜひ、今後のヘルン文庫の利活用に役立てていただければ幸いです。

2012年10月23日火曜日

『富山大学工学部紀要』の全巻号をデジタル化公開

『富山大学工学部紀要』の1巻1号 (1949年刊行)から58巻(2007年刊行、その後休刊)までの全巻号のデジタル化を行い、富山大学学術情報リポジトリから公開しました。本学工学部の歴史とその時代の技術の動向を反映したアーカイブとなっています。興味深い記事・論文が多く含まれていますので、ぜひご参照ください。

『富山大学工学部紀要』は、戦後間もない1949年12月に『富山大学高岡工業専門学校紀要』の1巻1号が刊行され、1951年12月刊行の3巻1号からは『富山大学工学部紀要』として刊行されました。

一般的に理工学分野の紀要(大学が発行し、無償配布される雑誌)は、学会誌や商業誌の発展にともない、現在ではその役割を終えたとされています。『富山大学工学部紀要』も2007年の58巻を最後に休刊しています。しかし、戦後しばらくの間は紀要は学術情報流通に大きな役割を果たしており、多くの重要な論文が掲載されています。理工学分野は研究の進展にともない古い論文は価値を失っていくものとされていますが、本紀要に掲載された記事・論文は、当時の社会情勢や技術の動向を反映しており、歴史的な価値を有しています。また、デジタル公開によって地域社会の人々の目に広く触れることによって、新しい観点から利活用されていく可能性を有する内容を含んでいるように思えます。

たとえば、1巻1号に掲載されている養田実元教官の「再生銑鉄熔製に於ける珪素の導入に就いて」という論文には、「現在のような銑鉄不足時代には戦災地より多量に発生した鋼屑を銑鉄として再生させる事は極めて有意義であるばかりでなく緊要な事でもある」との記述があり、戦後の困難な状況下、時代の要請の下に行われた研究であることが読み取れます。また、塚島寛元教官による魚津埋没林の石炭化行程に関する研究論文は、1954年から1987年の退官に至るまでの長期にわたって関連論文が掲載されており、戦後の石炭化学の隆盛の中で、地域の貴重な自然遺産を対象として行われた研究です。魚津埋没林は富山県魚津市の魚津埋没林博物館で実物を見ることができますので、これらの論文を参考にしつつ、見に行かれてはいかがでしょうか?

その他にもその時代に必要とされた技術をめぐる研究や地域と密接な関わりを持った多くの論文があり、読み直すことで、新しい発見があるように思われます。『富山大学工学紀要』のデジタル化公開を機に、本紀要が富山大学並びに地域にとっての貴重なアーカイブとしてとして将来にわたって保存され、新たな光を浴びる機会をもたらすことができれば幸いです。

2012年10月17日水曜日

10/23(火)-26(金),10/30(火)-11/1(木)中央図書館講習会「新聞記事のさがし方-朝日新聞記事データベース"聞蔵II”を中心に」開催のお知らせ ほか

<この講習会は終了しました。聞蔵IIのアクセス数は引き続き11/2(金)、11/6(火)-11/9(金)の日程で、50まで増やしますので、この機会にどうぞ使ってみてください。

中央図書館では、聞蔵II(きくぞうツーと読みます)というデータベースを中心とした新聞記事の探し方についての講習会を行います。
新聞記事検索データベースは、キーワードや年月日で記事を検索でき、本文まで見られるというたいへん便利なものです。「聞蔵II」は朝日新聞、「日経テレコン」は日本経済新聞のデータベースで、どちらも富山大学内で利用できます。

講習会の内容は、
□聞蔵II 講習会用DVD上映
・DVDを見ながら実習形式で新聞記事データベース検索の基本とコツを学びます。
・実習にはiPadを使用します。台数が足りないときは、数人で利用していただきます。
□日経テレコンの紹介
□新聞記事全般の調べ方
を予定しています。

 ---スライド資料もご覧いただけます。(2012.10.26)
  中央図書館講習会「新聞記事のさがし方 」スライド資料(pdfファイル)
 ---


スケジュールはこの通りです。
--
10/23(火) 14:45-15:30
10/24(水) 11:00-11:45
10/25(木) 11:00-11:45、 14:45-15:30
10/26(金) 11:00-11:45、 14:45-15:30
--
10/30(火) 11:00-11:45、 14:45-15:30
10/31(水) 11:00-11:45、 14:45-15:30
11/1(木) 11:00-11:45
--
富山大学の学生・教職員であれば、どなたでも参加していただけます。申し込みをする必要はありません。予定の時間に中央図書館2階プレゼンテーションゾーンへお集まりください。
※このスケジュールでは参加できない場合でも、できるだけご希望に応じたいと思います。
また、ゼミや授業での講習会を希望される方も一度ご相談ください。


【同時アクセス数に関するお知らせ】
※聞蔵IIは普段は学内での同時アクセス数が1ですが、10/23(火)-10/26(金)、10/30(火)-11/2(金)、11/6(火)-11/9(金)の日程で、50までアクセス数を増やします。普段十分に利用できない方も、この期間、集中的に検索してみてはいかがでしょうか。

問い合わせ
 TEL 076-445-6898 E-mail chuolib(at)adm.u-toyama.ac.jp (at)を@におきかえて下さい。

各データベースは、中央図書館のホームページ→よく使うデータベースからご利用ください
  http://www.lib.u-toyama.ac.jp/chuo/index.html




2012年10月16日火曜日

「選書ツアー」募集期間の延長

まだ定員に余裕があるので、「選書ツアー」の募集期間を延長します。

締切は、10月26日(金)です。

是非ご参加ください!

開催日:2012年11月7日(水)又は11月14日(水)のどちらか
時間:14:00~16:00
開催場所:紀伊國屋書店 富山店(富山大和 7階)
募集期間:10月1日(月)~10月15日(月)⇒10月26日(金)
対象者:五福キャンパス所属の学部学生・院生

申し込み用紙は、中央図書館入口やカウンター、五福キャンパス内掲示のポスター横にあります。メールでも受付しています。メール申し込みの際の詳細は、ポスターをご覧ください。
 申し込み・問い合わせ先:tosho(at)adm.u-toyama.ac.jp  
 (at)の部分を@に置き換えてください。

2012年10月15日月曜日

11/2(金) 、中央図書館で防災訓練。訓練参加者を募集

中央図書館では,下記の日程で,防災訓練を行います。
この訓練は,地震・火災の発生を想定して通報連絡,避難誘導訓練等を行うことで,生命の安全確保,火災被害の拡大防止に努め,防災・防火管理意識の徹底を図ることを目的としています。
利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが,ご協力をお願いします。
なお,本学学生で,避難の訓練に参加していただける方を募集しています。多数ご参加をお願いします。

実施日時: 平成24112日(金)1330分~14

訓練に参加していただける方は、当日13時に図書館カウンターにお越しください




2012年10月10日水曜日

中央図書館のホームページをリニューアル!

10月10日(水)より、富山大学附属図書館中央図書館のホームページをリニューアルしました。

デザインと構成を一新し、使いやすくなった新しいホームページをご利用ください。

http://www.lib.u-toyama.ac.jp/chuo/index.html


2012年10月2日火曜日

【ご案内】Web of Science 講習会 10月31日(水)開催

《この講習会は終了しました。当日、五福キャンパスでは、学生・教員・事務職員を含む27名の参加がありました。論文作成から研究評価に至るまでのWeb of Scienceの幅広い活用方法について説明があり、非常に有意義な講習会となりました。》
 
  データベースWeb of Science の講習会を下記の日程で開催いたします。
   Web of Scienceは自然科学・社会科学・人文科学の世界の主要な学術雑誌(10,000 誌以上)を収録する学術文献・引用索引データベースであり、論文作成や研究評価に必須のツールです。今回はトムソン・ロイター社から専門の講師三輪唆矢佳氏をお迎えして、Web of Scienceの検索法、JCR(Impact Factor)の使い方、EndNoteの使い方の他、ResearcherID等の最新情報についてもご紹介いたしますので、この機会にぜひご参加ください。 

 学部4年生、大学院生、教職員を対象とした内容ですが、ご希望があればどなたでもご参加いただけます。
 日程・会場等は以下のとおりです。

【五福キャンパス】(杉谷,高岡キャンパスの方もご参加いただけます)

   日時: 2012 年 10 月 31 日 (水) 13:00 ~(90 分程度)
   場所: 中央図書館6F マルチメディア研修室
   内容: 講師によるPowerPointでの説明および実際のマシンを使った演習
   定員: 30名

【杉谷キャンパス】(五福,高岡キャンパスの方もご参加いただけます)
   
   日時: 2012 年 10 月 31 日 (水) 15:30 ~(60 分程度)
   場所: 多目的ルーム
   内容: 講師によるPowerPointでの説明
   定員: 20名


※参加をご希望の方は,e-mail で zasshi(at)adm.u-toyama.ac.jp((at)を@におきかえて下さい。)(図書館情報グループ)まで、名前・学部・参加希望会場をお知らせください。もちろん定員内であれば、当日飛び入りでの参加も可能です。

皆様のご参加をお待ちしております。

2012年10月1日月曜日

「選書ツアー」開催のお知らせと参加者募集

《本イベントは参加者の募集を終了しました。多数の方に申込みいただき、ありがとうございました。当日の模様はWeb等で報告させていただく予定です。今回参加できなかった方は、ぜひ次の機会にご参加ください。》

選書とは、ある目的に沿った本を選ぶ作業のことです。
図書館には、先生方や図書館員が学生の学習や研究のために「選書」した本が並んでいます。
でも、全てを網羅出来ているわけではありません。職員も、「何が足りないのか?」と悩みながら選んでいるのですが、まだまだ気づかない部分が多いのもまた事実。
そこで、そんな足りない「何か」を満たす本を学生さん目線で選んでもらおう!というのが今回の企画「選書ツアー」です。

中身を見て選んで欲しいので、実際に書店に足を運んで「選書」します。
興味のある方は、是非お申し込み下さい。

開催日:2012年11月7日(水)又は11月14日(水)のどちらか
時間:14:00~16:00
開催場所:紀伊國屋書店 富山店(富山大和 7階)
募集期間:10月1日(月)~10月15日(月)
対象者:五福キャンパス所属の学部学生・院生 10名程度

申し込み用紙は、中央図書館入口やカウンター、五福キャンパス内掲示のポスター横にあります。メールでも受付しています。メール申し込みの際の詳細は、ポスターをご覧ください。
 申し込み・問い合わせ先:tosho(at)adm.u-toyama.ac.jp  
 (at)の部分を@に置き換えてください。


↑の用紙の下部分が申し込み用紙になります。

2012年9月19日水曜日

富山大学学術情報リポジトリToRepoの登録文献数が8000件を突破!

富山大学学術情報リポジトリToRepoは、富山大学において生み出された学術的な成果物を収集・蓄積・保存し、世界に向けて発信しています。

2007年12月の公開以来、富山大学所属の研究者による学術雑誌論文、紀要論文、研究成果報告集等の全文データや本学が保有する貴重資料のデジタル画像等を登録・蓄積し、公開してきましたが、このたび登録文献の総数が8000件を突破しました。

富山大学附属図書館では今後とも、富山大学の情報発信力を高め、富山大学構成員による研究成果を広く世界に普及させていくべく、登録コンテンツの充実・拡大を図っていきますので、関係者の皆様方にはご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

富山大学学術情報リポジトリToRepo

2012年9月7日金曜日

iPadで利用できるアプリが増えました!

中央図書館では、学内者を対象にiPadの館内貸出を行っています。
現在は試行運用中ですが、10月より本格運用を考えています。それに向けて、アンケートからの要望を参考にアプリを追加しました。現在、以下のアプリが使えるようになっています。アプリを試したい方、iPadをさわってみたい方、図書館のカウンターでお気軽に申し出てください。利用には学生証もしくは図書館の利用証が必要です。
  (参考)中央図書館でiPad2の貸出サービスを開始します



【2012年9月追加アプリ】

論文検索Pro 
・Pubmed,CiNii,J-STAGE,PLoSから論文検索ができるアプリ。
 

Dropbox 
・Web上にデータやファイルを保存できるアプリ。
 

Evernote 
・Web上にメモを保存できるアプリ。
 

BBC News
・BBC(英国放送協会)のニュースを閲覧できるアプリ。
 

FOX News for iPad
・アメリカのニュース専門放送局 FOX News Channelのニュースを閲覧できるアプリ。
 

NPR for iPad
・アメリカ合衆国の公共ラジオ局 National Public Radioのニュースを閲覧できるアプリ。
 

FRANCE 24
・フランスの国際ニュース専門チャンネルFrance 24のニュースを閲覧できるアプリ。
 

NASA App HD
・宇宙開発に関する様々な情報を閲覧できるアメリカ航空宇宙局(NASA)の公式アプリ。
 

Tunein Radio
・世界中のインターネットラジオ番組が聞けるアプリ。

【2012年5月追加アプリ】
TEDiSUB
・世界的著名人の講演動画集。字幕付き。
 

Khan Academy
・教育用動画集。(英語)

 
【サービス開始時から入っているアプリ】
UPAD 
・ノートアプリ。紙の上に書くようにスムーズな手書きが可能。PDFへの書き込み、写真への書き込みも可能。
 

プレゼンタイマー 
・プレゼン時のベルをタイマーで知らせる
 

iBooks 
・電子書籍を読むためのアプリ。
 

iTunes U 
・世界中の大学の無料講座を見られるアプリ
 

i文庫HD 
・青空文庫の文学作品などを快適に読むためのアプリ。
 

TOEIC(R)テスト スーパー模試 600問 for iPad(アルク) 
・TOEICテスト学習用アプリ。
 

Good Reader 
・PDF閲覧アプリ。書き込み機能あり。OFFICEファイル等の幅広いフォーマットに対応。英語版のみ。
 

辞書+ (2012年5月、「辞書」から「辞書+」に変更)
・国語・英和・英英・和英辞書。
 

Voice Recorder HD 
・録音・再生アプリ

Keynote 
・プレゼンテーション作成アプリ。PowerPointとの互換性あり。

Numbers 
・表計算アプリ。Excelとの互換性あり。(9番と10番のiPadにのみ導入)
 

Pages 
・ワープロアプリ。Wordとの互換性あり。(9番と10番のiPadにのみ導入)

不用図書を無料でお譲りしています

中央図書館では、今後使用する予定のない図書の有効活用を図るため、希望者に無料でお譲りしています。
この機会に、2階「お持ち帰りコーナー」へぜひお立ち寄りください。

○期間:平成24年10月末まで(予定)

○受取方法:
中央図書館 2階「お持ち帰りコーナー」に本が並べてあります。
手にとってご自由にお選び下さい。ほしいものが見つかりましたら、
そのままお持ちください。特に手続きは必要ありません。

○注意とお願い :
①先着順となりますので、お早めにお越し下さい。
②学習・研究に使用されていた資料ですので、中には汚損・破損しているものもあります。あらかじめご了承下さい。
③私的使用を目的とし、他に転売する等の行為は行わないでください。
学生・教職員等学内者の希望を優先させていただきますので,恐れ入りますが,学外一般の方はご遠慮下さい。

写真は本日9/7の様子ですが、スペースの空いているところには順次補充をしていきます。

 

2012年8月23日木曜日

ヘルン文庫から発見された明治三陸沖地震の資料について

 昨年、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の研究者である中川智視氏(明治大学兼任講師)が、富山大学附属図書館の「ヘルン文庫」での調査の過程で、明治三陸地震に関する英文リーフレット"The Great Disaster in Japan, 15th June, 1896"(『日本での大災害 1896年6月15日』)を発見し、話題になりました。
 ハーンは明治三陸地震後の同年冬、防災民話として有名な『稲むらの火』の原作となる作品"A Living God"(『生き神』)を発表しています。ハーンは1894年には評論『地震と国民性』を執筆するなど、日本の地震災害に関する複数の文章を残していることから、この資料はハーンの防災研究者としての側面に新たな光を当てることとなりました。
 中川氏は、この資料の翻訳を行ってきましたが、その一部が富山八雲会発行の機関誌『へるん倶楽部』第10号(2012.6)に掲載されています。
 このたび、中川氏の許諾が得られたことから、『へるん倶楽部』掲載の同翻訳の本文をデジタル化し、富山大学学術情報リポジトリToRepoに登載し、公開いたしました。
 記事は、当時横浜で発行され、ハーンをはじめ日本に関心のある外国人にとって大切な情報源の一つだった『ジャパン・ガゼット』紙の記者が、明治三陸地震の津波被災地を巡り、生存者の証言や、外国人記者から見た被災の状況などをまとめたものです。東日本大震災を経験した現代の日本にも貴重な情報と示唆をもたらす内容となっております。この機会にご一読いただければ幸いです。
 次をクリックしてご覧ください。

2012年8月7日火曜日

日本海事センター海事図書館との協力・連携を開始

富山大学附属図書館は、平成24年8月1日付で公益財団法人日本海事センター海事図書館との間に「資料の相互貸借等に関する覚書」を締結し、同図書館との協力・連携を開始しました。

日本海事センターは、海事関係の各種調査研究・政策提言、海事関係公益事業の支援等を行う機関であり、同センターが運営する海事図書館は、海事に関する国内外の図書・雑誌を収集・整備するアジア随一の専門図書館です。一方で、富山県は日本海側海運の有数の拠点港である伏木富山港を擁しており、富山大学は日本海や環日本海地域に関する研究の拠点でもあることから、資料の相互利用を始めとする今後の協力・連携の強化を視野に入れて、本覚書の締結に至ったものです。

富山大学に所属する教職員・学生は、海事図書館の図書資料(雑誌、視聴覚資料、禁帯出資料等を除く)を取り寄せてご利用いただけます。どうぞご活用ください。

2012年8月3日金曜日

8月6日(月)富山大学オープンキャンパスについて

≪富山大学オープンキャンパス2012は終了しました。≫

8月6日(月)、富山大学オープンキャンパス(五福キャンパス)では、附属図書館(中央図書館)を終日開放します。当日は、「ヘルン文庫」(小泉八雲の蔵書)を特別公開します。高校生のみなさんだけでなく、保護者のみなさん、一般の方々も、大学図書館とはどのようなところかぜひご見学ください。

また、高校生・受験生向けの中央図書館利用案内チラシをご用意しています。(当日配布される予定です。)
こちらからダウンロードもできます。どうぞご覧ください。
 →中央図書館利用案内チラシ(高校生・受験生用)pdfファイル

2012年8月2日木曜日

8月6日(月)、ヘルン文庫を特別公開します。

≪終了しました≫

8月6日(月)は、五福キャンパスにおいて富山大学オープンキャンパス2012が開催されますが、この日は終日(9:00~17:00)、中央図書館のヘルン文庫を特別公開します。

ヘルン文庫はラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn, 1850~1904 :日本に帰化して小泉八雲と称した。)の旧蔵書で、洋書2,069冊、和漢書364冊及び「日本:一つの解明」(「神國日本」)の手書き原稿上下2冊1,200枚からなるコレクションです。

富山大学の貴重なお宝をこの機会にご覧になりませんか?
ヘルン文庫について知りたい方はヘルン文庫ホームページをご覧ください。


2012年7月26日木曜日

中央図書館企画展示「考・エネルギー+震災」開催中!

今年も猛暑に酷暑、暑~い夏がやってきました。
去年に引き続き節電が求められる中、日本のこれからのエネルギー政策が議論されています。
この機会に『エネルギー』のこと、また発端となった震災からの復興のこと、考えませんか?
中央図書館1階に関連する本の企画展示コーナーを設けました。
ぜひ見に来てください。


たとえば、こんな本が展示されています。
その他多数!

2012年7月20日金曜日

(学生のみなさんへ)夏季休業にともなう長期貸出のお知らせ

長期貸出は終了しました。長期貸出期間中に借りた本の返却日は、10月9日(火)です。お忘れのないようにお願いいたします。


中央図書館・工学専門図書室では、富山大学夏季休業にともなう長期貸出を行います!
学生のみなさんは、通常の貸出期間より長くなります。


長期貸出実施期間(一般図書のみ)

学部学生 : 7月27日(金) - 9月24日(月)
研究生 : 7月27日(金) - 9月24日(月)
大学院生 : 7月27日(金) - 9月9日(日)
          ↓
返却期限→10月9日(火) *延長不可*

*長期貸出実施期間より前に貸出した図書は、返却期限内に更新処理をしましょう。
*テスト勉強等で使用した図書は、忘れないうちに返却をお願いします。
*教職員・学外の方は通常の貸出です。
*卒業予定の方は在籍期間中の貸出となります。
*視聴覚資料は対象外です。
      返却期限は守りましょう!

2012年7月10日火曜日

富山大学附属図書館研修会  講演「編集とはどのような仕事か―図書館との関わりにおいて」(岩波書店 林建朗氏)報告

 平成24年7月6日(金)、富山大学附属図書館(中央図書館)において、岩波書店の著名な編集者であり、雑誌『文学』、岩波新書、岩波現代文庫、その他各種の単行本等を手掛けてこられた林建朗(はやし・たつろう)氏をお招きし、講演会が行われました。本講演会は、附属図書館が本学人文学部の徳永洋介教授(中国史専攻)の支援を得て本年2月以来実施している研修会の第3弾として企画されたもので、本を扱う図書館とは本来強いつながりがありながら、図書館関係者にとっては未知の世界である編集の仕事の実際について、多面的に語っていただきました。当日は図書館関係者のみならず、大学教員、学生、書店関係者、地域の一般市民を含む50名弱の参加者があり、多様なメンバーが集う研修会となりました。

 林氏は最初にこれまでのご自分と富山との関わりについて触れられ、編集者と図書館はともに「文化の配達者」であり、その役割・機能は本質的には一致するものであるとおっしゃいました。ついで岩波書店の歴史と現在の組織について説明された後、林氏が編集してこられた書物を手に取りながら、山口昌男、中村雄二郎、大江健三郎など、一時代を画した著者たちとの交流や本の成立をめぐる数々のエピソードを語ってくださいました。
 また編集の仕事については、企画のアイデアを得ることから始まって、営業・宣伝に至るまでの、具体的で多岐にわたる話がありました。林氏は、ご自分の関心に即した新聞の切り抜きを長年にわたって続けておられるとの由ですが、ネットの活用も含めた情報収集作業と並行して、執筆者の講演会や出版記念パーティーへもたびたび足を運ばれ、自分の興味関心を広げながら本の企画につなげることも少なくないそうです。本のタイプによって企画の立て方や出版に至るまでの作業の内容が異なること、印税や版権などに関わる面倒な調整も行わなければならず、1冊の本を刊行するまでに長期間、手間のかかる準備作業が必要であるとの話がありました。

 企画の内容はA4用紙12枚程度にまとめ、社内で週に1回開催される編集会議に提出されます。様々な分野の編集者の集まる会議で揉まれ、通った企画はさらに会社全体の会議で了承を得て決定となるのですが、その後に膨大な作業が待っています。著者から届いた「草稿」がそのまま利用できることはまずなく、編集者の意見を述べて書き直しをしてもらうこと、「草稿」が完成した後に詳細な読み込みを行い、文章上の疑問を問い合わせたり内容について提案したりするなど、著者とのやり取りの作業を続け、苦労の末に「完成原稿」ができあがります。
 その後、本の体裁を整えるための組版指定の作業、装丁や用紙の選定などが行われます。本の内容に相応しい装丁とするために、しかるべきデザイナーに作業を依頼します。岩波現代文庫で使用している用紙は、他社のものとは違う上質な紙であるという話もありました。本の内容と同じくらいに装丁や紙にもこだわりを持ち、力を注いでおられることがわかりました。原稿は印刷所で入力され、「校正刷(ゲラ)」が出来上がりますが、その後の校正作業においても、本の正確さを保証するために、参考文献での調査など、印刷所とのやり取りが何度も繰り返されます。組版指定の段階でも校正の段階でも膨大な指示が行われ、「校正刷(ゲラ)」が赤くなります。
 製版、印刷、製本、仕上げが行われ、いよいよ刊行となります。完成した本は著者のもとへお届けし、発売に当たっては新刊案内の発行、新聞やホームページでの紹介などの販促活動が行われます。朝日、毎日、読売の三大新聞で取り上げてもらえると反響が違うこと、テレビやラジオで紹介されると編集者として喜ばしく感じる、などの話がありました。
 
 編集者にはどんな人材が向いているか、という話がありました。出版社の仕事は決して派手ではなく地味で根気のいる仕事である、との話につづき、様々な出版社があるのでその出版社の個性に合っているかどうかが重要であること、好奇心旺盛であると同時に多面的に物事をとらえるバランス感覚があること、自分の好きな分野を持つとともに英語以外の語学への関心を持ってほしい、当然コミュニケーション能力は必要などの話があり、出版界に関心を持つ学生にとっても非常に有意義な内容でした。
 最後に、岩波書店創業30周年記念を祝して1942年に発表され、その後お蔵入りになったという岩波書店の社歌の貴重な録音が流され、時代性濃厚でありながら、岩波書店の文化への深い思いが伝わってくる歌を聞いて、講演が終了しました。
 休憩を挟んでの質疑応答の時間においては、参加した学生から、編集者のやりがいや、編集者になるために大学時代にやっておくべきことなどの質問もあり、活発なやり取りの後、時間を超過して研修会は終了しました。
 林氏の講演は、圧倒されるような該博な知識と深い経験に裏付けられつつ、終始柔らかで謙虚な語り口で展開されました。文化の伝達者としての使命感を持った一流の編集者の姿を見ることができ、深い感銘を与えられるとともに、編集の実際の作業に関わる知識も得ることもできる有意義な研修会となりました。

 当日の配布資料の一部は、こちらhttp://hdl.handle.net/10110/8937から閲覧できます。どうぞご覧ください。

2012年7月3日火曜日

ビデオ特別上映会「東日本大震災に学ぶ―経済復興」 7月12日(木)16:30-18:00

≪このイベントは終了しました。≫

中央図書館2階プレゼンテーションゾーンで、ビデオ特別上映会を開催します。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災。我々はこの震災から何を学ぶのか。東北学院大学柳井雅也教授が、東北に在住し実際にその目で見た被害状況、この大震災が及ぼす経済的影響、復興計画等について講演します。
ぜひお越しください。

日時: 2012年7月12日(木) 5限 16:30-18:00
場所: 中央図書館2階プレゼンテーションゾーン
上映ビデオ: 特別講演会2011年11月25日
講師: 柳井雅也(東北学院大学教授)
演題: 東日本大震災に学ぶ―経済復興―

2012年6月27日水曜日

移動写真展「北にくらす子どもたち」 7/2(月)~7/26(木)

≪このイベントは終了しました。≫

富山大学人文学部・北海道立北方民族博物館共催の移動写真展「北にくらす子どもたち」が富山大学附属図書館(中央図書館)2階ホールで開催されます。

本写真展は、ユーラシアから北米大陸極北地域にいたる広大な地域に暮らしてきた多くの先住民の子どもたちの写真を集めて展示します。北方地域を研究する日本の言語学者・文化人類学者たちが、長年にわたるフィールドワークのなかで撮影してきた貴重な写真であり、過酷な自然に対峙した伝統的な生活文化の中で、たくましく生きる子どもたちの姿が写しとられています。

図書館の開館中はいつでもご覧になれますので、ぜひお越しください。

開催期間: 2012年7月2日(月)~7月26日(木)
開館時間: 8:45-22:00(平日) 10:00-20:00(土日祝祭日) ※ただし、7/7,8は10:00-17:00
会場: 富山大学附属図書館(中央図書館)2階ホール
主催: 富山大学人文学部・北海道立北方民族博物館
後援: 北日本新聞社

2012年6月15日金曜日

講演「編集とはどのような仕事か・・図書館との関わりにおいて」 (岩波書店編集局 林建朗氏)

≪このイベントは終了しました。多数の方にご参加いただき、どうもありがとうございました。≫

7月6日(金)、富山大学附属図書館では、岩波書店編集局の林建朗氏をお招きし、研修会を開催します。
林氏は岩波現代文庫の各編集部に所属し、主に近現代中国、歴史、文芸、音楽、歌舞伎・文楽などに関連する書籍を編集してきた著名な編集者です。このたび、関係者の皆様の特別なご厚意により、本講演が実現することとなりました。
本はどのように生み出されるのでしょうか。企画から刊行に至る編集の仕事の実際を、周辺のお話も交えて語っていただきます。図書館関係者のみならず、編集の仕事や出版界に興味のあるみなさんの参加をお待ちしております。

場所: 富山大学中央図書館 2階 プレゼンテーション・ゾーン
日時: 平成24年7月6日(金) 14:30~16:30


研修内容
◆14:30~16:00 講演「編集とはどのような仕事か・・図書館との関わりにおいて」
     講師:林 建朗氏(岩波書店編集局 岩波現代文庫編集部)
質疑応答
◆16:00~16:30 (適宜休憩をはさんで 希望者のみ)フリートーキング


【講演内容】
最初に私と図書館との関わりについてふれたあと、岩波書店とはどのような会社か簡単な社史と現在の組織について紹介する。次に、私が手掛けた本の実物をごらんいただきながらこれまでの仕事の概要をのべ、著者との思い出などにもふれる。そして編集者の日常の仕事の流れを順をおってご紹介する。企画の立て方、著者とのやりとり、原稿取得から校正、刊行までの他部・業者との協力、刊行後の反応などをなるべく具体的に語る。出版界の最近の動向、出版にはどんな人が向いているのか、といったことについても語ってみたい。営業や宣伝、出版デジタル機構などについては社内で聞いた範囲内でお話しする。

【講師紹介】 林 建朗氏(はやし・たつろう/岩波書店編集局岩波現代文庫編集部)
1953年山形県生まれ。1978年早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期(修士)修了。同年岩波書店入社。1978~80年雑誌『文学』、80~88年岩波新書、89~99年単行本、99年より現在まで岩波現代文庫の各編集部に所属。主に近現代中国、歴史、文芸、音楽、歌舞伎・文楽などに関連する書籍を編集。

参加対象者: 富山大学教職員・学生、図書館関係者、その他希望される方
《申し込み・参加費は不要です。所定の時間・場所にお集まりください。》

アクセス: 富山大学中央図書館(五福キャンパス内メインストリートのつきあたりにある茶色の建物です)  http://www.u-toyama.ac.jp/jp/access/gofuku/index.html

問い合わせ先: 富山大学 学術情報部図書館情報グループ(担当:赤祖父)
E-mail: akasofu(at)adm.u-toyama.ac.jp  TEL: 076-445-6898  FAX: 076-445-6902


2012年6月8日金曜日

不用図書のリユースについて

≪今回のリユースコーナーは終了しました。≫

中央図書館では,不用となった図書について有効活用を図るため希望者に無償譲与します。どうぞご利用ください。(学内者優先とさせていただきます)

期間:2012年6月25日(月)まで

受取方法:中央図書館 2階「お持ち帰りコーナー」に本が並べてあります。
手にとってご自由にお選び下さい。
ほしいものが見つかりましたら、そのままお持ちください。特に手続きは必要ありません。
注意とお願い :
 ①譲与は先着順となりますので,お早めにお越し下さい。
 ②学習・研究に使用されていた資料ですので,中には汚損・破損しているものも
  あります。あらかじめご了承下さい。
 ③私的使用を目的とし、他に転売する等の行為は行わないでください。
 ④ほしい図書がひもでくくってあるときは、備えてあるハサミで紐を切ってください。
学生・教職員等学内者の希望を優先させていただきますので,恐れ入りますが,学外一般の方はご遠慮下さい。

2012年6月4日月曜日

【ご案内】初夏の中央図書館講習会 レポート・卒論・就活に役立ちます!

≪講習会は終了しました。ご参加ありがとうございました。≫

いよいよレポート・卒論・就活と、忙しい季節になってきましたね。
中央図書館では、6月20日(水)~6月22日(金)に、そんな皆さんを強力にサポートする講習会を開催します。
どれも40分ほどの講習会ですので、興味のあるプログラムを選んで気軽に参加してください。
どれも参加しなきゃ損! のプログラムばかりです。



2012年5月30日水曜日

富山大学附属図書館研修会 講演「図書館資料をモノから考える―媒体・記録材料とその周辺」報告


平成24年5月25日(金)、富山大学附属図書館(中央図書館)2階プレゼンテーションゾーンで第2回富山大学附属図書館研修会「図書館資料をモノから考える―媒体・記録材料とその周辺」を開催いたしました。

前回(平成24年2月16日)、「蔵書こそは図書館の切り札」をテーマにお話いただいた東京大学経済学部資料室の小島浩之先生を再びお招きし、「蔵書(情報)の保存、充実、特色化、公開といった、間接サービスの充実が真の利用者サービスに繋がる」という前回の講演での主張を踏まえ、資料保存、とりわけ記録媒体(書かれるモノ)・記録材料(書くモノ)についてお話をいただきました。

なお、当日は県外からの参加者も含め、学内外から29名の方の参加があり、このテーマに対する関係者の関心の深さがうかがえる研修会となりました。
以下に講演の内容を簡単に報告させていただきます。

図書館資料のなかでも、特に歴史的史料のような一次資料は、それ自体を将来へ残すことが図書館の重要な役割ですが、資料保存に必要な知識・技術は図書館職員の間に共有されていないのが現状です。人間の「アンチエイジング」では、まずヒトについて知ることが大切なように、モノを残すためにはモノ自体を知ることが必要である、というのが今回の講演の趣旨でした。

最初に、パピルス、粘土板、羊皮紙(パーチメント)、簡牘(かんとく)、布帛(ふはく)、石、紙、フィルム、磁気媒体、電子媒体、といった記録媒体、それから墨書、インク、刻石、印刷(凸版・凹版・孔版・平版)、複写( 青写真・電子複写)、カーボン、蒟蒻版などの記録材料(方法)について、画像や実物サンプルとともに解説していただきました。

続いて、世界の各地域で用いられる言語や文字の特徴に応じて、歴史的に使用されてきた記録媒体・記録材料の分類について説明があり、記録媒体として身近な「紙」の話題へと入っていきました。

紙の原料、化学組成についてのお話では、原料の木から繊維だけを取り出して作られる和紙と異なり、現代の紙は木材を丸ごと使うこと、紙に含まれるリグニンは紫外線と反応して酸を発生させること、それはバニリン酸といって、バニラと似た匂いがすることなど、とても興味深い内容でした。

参加者には、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)・麻・竹を素材とした和紙が配布され、色・厚み・手 触りなど外見の特徴や簾目(すのめ)・糸目・刷毛目・板目のあるなしについて実物に見たり触れたりして比較し、先生からは、なぜそのような特徴が出てくるのかをわかりやすく教えていただきました。

最後に、紙を含めて図書館資料は工業製品の複合体であるということ、技術の進化は激しいこと、改良されれば劣った技術はすたれてしまうことから、蔵書の適切な保存のためには、モノについてよく知ることが重要としめくくられました。

約90分の講演のあとのディスカッションの時間では、参加者から、スペインの紙や製紙についての意見や、マイクロ資料の劣化(ビネガーシン ドローム)についての質問などがあり、とても興味深い内容の研修会だったとの声をいただきました。

なお、本日の資料はこちら(http://hdl.handle.net/10110/8887)から閲覧することができます。どうぞご覧ください。

富山大学附属図書館では、今回の研修で得た知識を参考に、所蔵する資料の効果的な保存と活用の方法を探っていこうと考えています。関係者のご支援をよろしくお願いいたします。


2012年5月10日木曜日

【ご案内】研修会 講演「図書館資料をモノから考える―媒体・記録材料とその周辺」5月25日(金)開催

≪このイベントは終了しました。多数の方にご参加いただき、どうもありがとうございました。≫

紙資料、デジタル媒体、電子書籍など、今日の図書館が扱う資料はますます多様化しています。昨年度の本図書館研修会で、「蔵書こそは図書館の切り札」をテーマにお話しいただいた小島先生を再びお招きし、いよいよ深くモノとしての資料と図書館の関係に迫っていきます。図書館関係者はもちろん、研究者や学生、博物館や文書館の関係者など、資料・メディアに関心を持つすべての方々にお勧めです。

場所 富山大学中央図書館 2階 プレゼンテーション・ゾーン

日時 平成24年5月25日(金) 14:00-16:00

研修内容
◆14:00-15:30 講演 「図書館資料をモノから考える ―媒体・記録材料とその周辺」
           講師:小島浩之氏 (東京大学経済学部資料室・専任講師)
           質疑応答
◆15:30-16:00 (適宜休憩をはさんで 希望者のみ)フリートーキング

【講演内容】
 現行の図書館サービスは、利用者への情報提供という直接サービスにのみに焦点が当てられがちである。しかし、これは図書館が情報を保存し、かつ公開していることが前提なので、真の利用者サービスとは、蔵書(情報)の保存からはじまり、その充実や特色化、公開までに至る間接サービスにあると言えるだろう。この意味で図書館はもっと間接サービスにも力を注ぐべきではなかろうか。ただし、間接サービスの根本とも言える、情報の保存においては、資料の内容的理解だけではなく、資料を物質的観点からも読み解く必要がある。
 そこで、本講演では、図書館資料を媒体(書かれるモノ)と記録材料(書くモノ)に分けて、図書館員が資料と向き合う際に、理解しておきたいモノの特性について、歴史、技術、思想の三つの切り口からまとめてみたい。

【講師紹介】  小島浩之(東京大学経済学部資料室・専任講師)
 岐阜県高山市生。富山大学経済学部卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了後、2000年より東京大学経済学部助手として資料室に勤務。
 現在は東京大学大学院経済学研究科講師・経済学部資料室長代理。
 専門は東洋史学および歴史資料の保存と活用に関する研究。

参加対象者 富山大学教職員・学生、図書館関係者、その他希望される方
    《申し込み・参加費は不要です。所定の時間・場所にお集まりください。》

アクセス 富山大学中央図書館
       五福キャンパス内メインストリートのつきあたりにある茶色の建物です)
       http://www.u-toyama.ac.jp/jp/access/gofuku/index.html

問い合わせ先 富山大学 学術情報部図書館情報グループ TEL 076-445-6898